研削盤用グラインダの砥石の取替え後の試運転について

研削用グラインダの砥石の取替え後の試運転について

研作といし取り換え後の試運転の要領は

①指定保護具の完全着用を励行すること。

②スイッチを入れる前に作業位置に注意し、
 研削といしが破壊した場合の飛散方向は避けておくこと。

③変速切替スイッチ、手元スイッチの位置を確かめること。

④空転時間を3分間以上とすること。この間に
 振動または異常音に注意すること。
 回転数をチェックする必要がある場合は、
 このときに行うこと。

⑤異常音があった場合には、スイッチを切るとともに
 上司に報告し、その指示に従うこと。

⑥空転して異常がなければ、ためし削りをすること。
(ここで安全性だけでなく、切れ味、
 その他研削性もあわせてチェックする)
円筒研削盤(研削といし空転)の場合
 

①指定保護具の完全着用を励行すること。

②といし軸軸受の注油、変速の場合はプーリーの確認、
 ドレッサーなどツルーイングの準備、集じん装置の
 起動等研削盤の調整を行うこと。

③研削盤の起動に際しては、スイッチを入れる前に
 自分の作業位置に注意し、万一研削といしが
 破壊された場合に備えて飛散方向にいないようにすること。
 スイッチは一度でなく数回切入して回転をあげるようにすること。

④空転時間は3分以上とし、この間に研削盤の振動、異常音、
 研削といしの面ぶれ及電流、油圧、軸圧などについて
 異常のないことを確認