work flow
オーバーホール業務の流れ
overhaul
オーバーホールとは
オーバーホールとは、機械の健康診断、メンテナンスのことを指します。
機械や装置類を一つ一つの部品にまで分解・点検し、精度を回復するために必要な洗浄や修理、部品交換などの処置を行うことで新品同様の性能状態まで元に戻すことができます。オーバーホールを行うことで故障の可能性を低減し、機械設備の停止をメンテナンス時のみに抑えることができ、常に効率的な運転を維持することができます。
引合・分析
リファビッシュ対象機の状態を確認・分析します。
2.交渉
買取価格のお見積もりを提示、交渉します。
3.搬出・搬入
対象機を弊社工場へ搬入します。
4.検討
対象機の状態を確認し、リファビッシュの仕様を決めます。
5.解体(バラシ)
ユニット・部品を取り外し、分解します。
6.洗浄
高圧洗浄機等で汚れを落とし、古い塗装を除去します。
7.部品チェック(交換部品リスト作成)
各部品の状態を確認し、交換部品リストを作成します。
8.分解立会検査
各部品と交換部品リストの確認を行い、交換部品を決定します。
9.部品手配(加工・製作・購入)
摺動面の機械加工を実施し、必要な部品を製造または購入します。
10.塗装
錆止め、キズ補修、下塗りを経て本塗装により表面を仕上げます。
11.摺り合わせ
摺動面にきさげ加工による摺り合わせ作業を行います。 (フランス式きさげをベースにした独特の摺り合わせです)
12.部品交換
各部品を交換します。
13.組み付け(ユニット)
ユニット部分を組み付けします。
14.芯出し
主軸と他の軸の高さを調整します。
15.組み付け(電装関係)
最新の電装装置に載せ替えます。
16.組み付け(油圧・空圧・潤滑・配管)
調整または更新した部品を組み付けます。
17.組み付け(総合)
総合的な組み付けを行います。
18.精度出し
目的とした精度を確保するよう全体を調整します。
19.運転調整
安定して正しく動作するよう調整します。